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空き家のこと
2023.10.23 更新

空き家の不用品処分を安くする8つの方法!費用を抑えて計画的に

こんにちは、札幌の不動産会社「ジモット」の髙橋です。

空き家の売却や解体を考える際、ネックになるのが家財や電化製品などの不用品ですよね。

不用品とは言え、処分するのには大変な労力がかかりますし、専門業者に処分を依頼すると費用も高額になりがちです。

そこで今回のコラムでは、空き家の不用品処分費用を少しでも安く抑えるための方法を8つご紹介します。

空き家の不用品処分を少しでも安くするには?

空き家の不用品処分の費用を少しでも安く抑えるために大切なのが、自力で処分できるものとそうでないものを仕分けして、専門業者へ依頼する処分品を出来るだけ減らすことです。

この章では自力で処分ができる8つの方法について、ひとつずつご紹介していきます。

たくさんの不用品がある空き家だとなかなか手を付けづらいものですが、1部屋ずつ日にちを分けて行うなどスケジュールを決めて行うなど工夫しながら進めましょう。

一般ゴミはできるだけ家庭ゴミ回収を利用

不燃ゴミや有害ゴミなど、通常の家庭ゴミ回収で出せるものは出来る限りそちらを利用しましょう。

台所などからでる家庭ゴミの場合は自治体にもよりますが週に2~4回程度回収されますし、不燃ゴミや有害ゴミについては、使用する袋や出す日にちといったルールがありますが、基本的に申告する必要はなく所定の場所に出しておくだけで回収されます。

リサイクルショップを利用する

比較的新しい電化製品や有名ブランドの家具、衣類などはリサイクルショップで買い取ってもらえる可能性があります。

ただし、リサイクルショップ側で売れないと判断された場合は買い取ってもらえず、持ち帰らなければいけないため、ショップへ持ち込む前に確認しておきましょう。

フリーマーケットやオークションで販売

傷や汚れなどが少なく、状態のよい家具や小物、衣類などはフリーマーケットやフリマアプリ、オークションなどで売却する方法があります。

フリマアプリやオークションを利用する場合、出品作業や発送などの手間はかかりますが、利用者が多いためリサイクルショップよりも高い値がつく場合もあります。

ただし、処分よりも高い値段での売却を優先してしまうとなかなか買い手が付かず、不用品の処分が一向に進まなくなってしまいますので目的を見失わないようにしましょう。

ジモティーを利用する

地元の掲示板として知られる「ジモティー」は、販売価格にこだわらず「処分するよりは誰かに譲りたい」という場合にオススメです。

販売することもできますが、譲りたいという人も多いので「0円」で提供していることも珍しくありません。

不用品を掲示板に投稿し、その商品を欲しい人とマッチングできれば、欲しい人が指定した場所まで商品を受け取りに来てくれます。

家電量販店で引き取り

家電リサイクル法に基づく家電4品目に指定されている「テレビ」「冷蔵庫」「洗濯機」「エアコン」の4種類は、家電量販店で引き取ってもらうことができます。

引き取りには、リサイクル料金と収集・運搬料金等の費用が発生します。

家電量販店によっては4品目以外の家電についても引き取りしてくれる場合があるので、確認してみると良いでしょう。

小型家電は回収ボックス

パソコンや炊飯器、デジタルカメラなどの小型家電リサイクル法で指定されている28品目に該当するものは、公共施設や小売店等に設置されている回収ボックスを利用することができます。

小型家電リサイクル法では、市町村及び認定事業者が使用済み小型家電の回収を行うことになっており、具体的にどの品目が回収に該当するのか、また、どのように回収されるのかは、住んでいる地域によって異なりますので、該当する市町村の回収方法に従い、正しく引き渡しましょう。

粗大ゴミは自治体の回収サービスを利用

空き家の不用品はできるだけ、自治体ごとに行っている粗大ゴミ回収サービスを利用しましょう。

粗大ゴミ回収サービスは、自治体によってルールの違いはありますが、基本的な流れは下記の通りです。

  • 事前に回収して欲しい粗大ゴミの種類と数を市役所などに報告
  • 指示された料金分のチケットを購入し、回収して欲しい粗大ゴミに貼り付け
  • 自宅近くの指定された回収場所へ粗大ゴミを運ぶ
  • 収集車が粗大ゴミを回収(朝8時~8時半までに出しておく)

申し込みから回収日までは2~3週間ほどかかる場合がありますので、急いで処分したい場合などはスケジュールの目途を立てておく必要があります。

また、戸建ての場合は自宅前に粗大ゴミを出しておくことがほとんどですが、道路が狭い場所や入り組んだ場所だと回収できない場合がありますので、市役所担当窓口で事前に確認しておきましょう。

粗大ゴミ受け入れサービス

行政の指定を受けた回収センターに自分で搬入するサービスです。

この場合、回収サービスよりも費用は安価で、自治体によっては無料で済むところもあるようです。

ただ、一般のゴミ回収を利用できる家庭ゴミや、市では処理できない危険物や建設廃材などのゴミは持ち込むことが出来ないなど、ルールがありますので事前に確認しましょう。

また、大きな粗大ゴミを捨てるために軽トラックなどをレンタルする必要がある場合、それなりの出費が必要になります。

不用品回収を業者に依頼する場合

空き家の不用品処分を、すべて自力で行おうとすると大変な労力と時間がかかります。

自力で難しい部分については、専門業者へ依頼するのがおすすめです。

もちろん、専門業者へ依頼すると費用がかかりますが、空き家の維持にも固定資産税やランニングコストが発生しますし、古い空き家であれば予期せぬトラブルで想定外の出費につながる可能性もあります。

業者へ依頼する費用を抑えようと考えてしまいですが、早めに業者に依頼して処分してしまった方がトータルの出費が抑えられるケースも少なくありません。

不用品処分についても、空き家の状況を踏まえた上で計画しましょう。

空き家の不用品回収を依頼できる業者は3種類

空き家の不用品処分の場合に利用できる専門業者は主に3タイプです。

それぞれたくさんの業者が存在し、料金も異なるため、まずは複数社へ見積もりを依頼し比較しましょう。

比較するのは価格だけでなく、空き家の清掃は含まれるのか、ゴミの搬出や運搬に別料金は発生しないか、信頼できそうな会社かなど、不随するサービス内容も確認しておくことが大切です。

不用品回収業者

空き家の不用品を整理し、回収、処分までしてくれる業者です。

不用品回収業者は、一般廃棄物収集運搬業または、産業廃棄物収集運搬業の許可を取得しており、家具や家電製品・不用品の処分、運搬、廃棄物処理などを行ってくれます。

不用品回収業者の費用は、不用品の種類や量、空き家の場所やアクセス性などによって異なり、一般的に大型の不用品や重いものを処分する場合等は、より高い料金がかかる傾向があります。

リサイクル業者

リサイクル業者に依頼することができる品物は、家電製品、家具、衣類、玩具、食器など多岐にわたりますが、買い取った品物はリサイクルショップで再販することが前提になりますので、不用品回収業者などと比べると処分できる品物に制限がある場合が多いです。

生前整理・遺品整理業者

生前整理・遺品整理業者は、空き家の中の整理や仕分け、不用品の処分、貴重品やアンティーク品の査定、買取、引き取り等を行ってくれます。

空き家の中に残しておきたい相続品や遺品等があるけど、自力で整理・仕分けが難しいという場合におすすめです。

また、整理後は室内の片づけや清掃を行ってくれる場合も多く、不用品回収業者等と比べると費用も高くなることが多いでしょう。

固定資産税など空き家の出費を抑えるなら早めの計画が肝心

現在増え続けている空き家は社会問題にもなっており、固定資産税・都市計画税の出費はもちろん、放置しておくと大きな出費につながってしまう可能性が高いです。

不用品処分についても、数日で完了することは難しい場合がほとんどですし、すぐに専門業者が手配できるとも限りません。

損のないように空き家を手放すには、しっかり計画を立てて取り組むことが必要です。

売却を決めていなくても、不動産会社は査定や相談を受け付けてくれますので、所有する空き家の現状を把握して早めに今後の計画を立てておきましょう。

弊社「ジモット」でも、空き家売却のご相談を承っておりますのでお気軽にご相談ください。

ご相談はコチラ(https://jimott.co.jp)から

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